藤原善丞氏からOWLetを体験したコメントを頂きました
2. コンテンツの管理が非常にやりやすい
特段Webについての知識を持たないユーザーがWeb上のコンテンツを追加したりレイアウトを変えたりする場合は通常CMSが必要になる。OWLetの場 合、既存のものを活用することもできるし、最初から無くてもコンテンツの管理ができる。これは、Web について詳しい担当者がいなくても、情報の追加・変更・削除が簡単にできるので非常にありがたい。新しくCMSのスキルを身につけなくともいいし、使い慣 れた環境を利用していくこともできるのである。
上記の大きな特徴は、Web制作会社にとってもありがたい話であ るし、Web管理者(ベンダーの場合もあるしユーザー企業の場合もある)にとってもメリットになる。制作の時間やコストが削減できること、管理が容易で少 し学べば誰にでもできるようになることが直接的なメリットで、専門家を長い時間と費用をかけて育成する必要性が大きく減るので、本来の業務に集中すること ができるようになる。こうしたことは、もちろん既存の大企業にとってありがたい話である。さらに、中小・零細企業や個人事業主(アーティスト、クリエイ ター、マジシャン、エンターテイナー、スポーツアスリートなど)にとっては、これまで不可能だったWebによる情報発信が可能になり、さまざまな応援を受 けやすくなるという、社会の構造や仕事のやり方までを変えてしまう可能性を秘めている。
日本には大 企業よりも中小零細企業や個人事業主の方が圧倒的に多い。そうした人たちが今までなかなかできなかった情報発信をして自分たちのブランドイメージを高めた り、直接プロモーションを世界に向けてできたりできるようになれば、日本の昔からある素晴らしいもの(食文化、伝統工芸、芸能、匠の技・熟練の技など)を 日本国内はもとより世界中に知らせていくことが容易になる。話がずいぶん大きくなって恐縮だが、OWLetは日本の地域の活性化や日本全体を生き生きとさ せていくうえで大きな貢献してくれるものになるような気がしている。
藤原善丞氏
日本IBMで16年間の勤務の間に、SE、顧客向け研修インストラクター、マーケティングスペシャリスト、マネジメントコンサルタントのキャリア歴任。
スタートアップ創出や地域経済活性化への貢献に関心を持ち、地域のインキュベーターでインキュベーションマネージャーを経験し、その後ITベンチャーである(株)ライトワークスで事業開発を担当。
2007年よりテキサス大学オースティン校IC2研究所で提供されているMSSTCプログラムに参加。オースティンでIT系のスタートアップの起業にも取り組んでいる。
科学技術&知財商業化プロセスマネジメントの専門家。
その他、Entrepreneurship, 新規事業創出および成長促進。こうした領域のコンサル、研修、実践を主業。
そのほか、インタンジブルアセット(無形資産)の商業化プロセスマネジメントもさまざまな試行錯誤を行いながら研究されています。
主催される研究会:
☆科学技術&知財商業化実践研究会
☆インタンジブルアセット商業化実践研究会
大学院の講師:
◎香川大学ビジネススクール
◎早稲田大学理工大学院経営デザイン研究科
共著:
イノベーション創出の経営学(白桃書房)