OWLetで早く構築する為に意識している3つのこと
その経験を元に、私が普段何を意識してOWLetで構築する為に気をつけているのか改めて考える事が出来ました。
今回はOWLetで早く構築する為に意識している3つのことを説明します。
1. サイト仕様、デザインを見てレイアウト構成を考える
OWLetでのサイト構築を開始する前に必ず行うことがあります。
サイト全体の仕様、デザインを見てレイアウト構成を決定することです。
OWLetではレイアウト構築を最初に行います。
OWLetのレイアウト機能には「継承」という概念があり、
親子関係を持たせた階層構造になっています。
単純な1カラム、2カラムのサイトなら悩みませんが、
1カラム、2カラムが混合しているようなサイトの場合、
レイアウト構成をどうするか悩むポイントになります。
今回、単純な1カラムサイトだった為、レイアウト構成をすぐ決め構築する事が出来ました。
「継承」という概念がある為、ページ構築中にレイアウト構成をミスしている事に気づいた場合、大変な労力がかかるので、最初が肝心になっています。
2. カスタムパーツ化できる要素を決定する
カスタムパーツとは、パーツのかたまりを1セットにして登録しておく機能のことです。
サイト全体の仕様を確認する際に、
レイアウト構成の他、カスタムパーツ化出来る箇所を判断しています。
同ページ内、または複数ページにわたって、同じデザインのコンテンツが存在する場合は、カスタムパーツを使用することで、格段に構築速度を向上させることができます。
カスタムパーツ機能なしでは超速構築は実現できません。
OWLetでのサイト構築ではマスト機能と言えます。
3. 静的にHTMLを構築することは一切なし!いきなりOWLetで構築開始!
OWLetで構築をする際に、一度静的にHTMLを組むような事は一切しません。
(OWLetに慣れるまでは静的にコーディングしてから、OWLetで構築するのは最適です。)
OWLetのパーツはプリミティブな設計がされており、
必要なタグがパーツとして存在しています。
例えば「枠」は「div」になります。
通常のコーディングをしていれば、
ここはdivでclassにはこれを指定して、ここはULリストにして、この要素はデザイン的にdivをネストしてtableで~なんて考えながらHTMLを組むと思います。
OWLetでの構築中は頭の中でエディタを使いながら、
マウスを操作してパーツを設置している感じです。
その為、各パーツがどの要素を担っているのか覚える必要があります。
覚えてしまえば構築スピードは一気に早くなります。
まとめ
OWLetでの構築に慣れてしまえば、構築時間の大半はCSSとスライスです。
OWLetを使用する時点で、倍速構築は可能となりますが、
レイアウト、カスタムパーツ、基本パーツを抑えれば、
さらに構築速度は上がるでしょう。
OWLetに慣れてしまった貴方が次に考えることは、
CSSとスライスにかかる時間をどう短くするか、だけです。